最近、よく目にするようになった「SMS」をご存じでしょうか?

アプリやWEBサービスの利用時に携帯番号宛てに送られてくる認証メッセージや、料金確定連絡や、検査結果の通知、配送確認、予約確認、自治体からのお知らせと、利用が広がっています。
実際に受信したり、利用したことのある方も多いのではないでしょうか。

この記事ではSMSとは何なのか?知っておきたい基本情報やどうやって利用するのか?最近の活用方法などの情報を解説していきます。

SMS(ショートメッセージ)って何?

SMSとは、Short Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りするサービスです。

相手のメールアドレスが分からなくても携帯電話番号が分かっていればメッセージを送ることができます。簡単な文章のみの場合や相手先の携帯電話番号は知っているといった場合に利用すると便利なサービスです。

サービスとしてはかなり古く1984年にフィンランドの「マッティ ・ マッコネン」がSMSサービスを発案しました。日本でSMSサービスが開始されたのは1996年4月に現在のKDDIにあたる旧DDIポケットがPHSで、翌年6月にはドコモ(mova)の携帯電話でサービスがはじまりました。

ドコモでは「ショートメール」、auでは「Cメール」、ソフトバンクでは「スカイメール」等の名称で呼ばれていました。

SMSは携帯電話に標準搭載されている

SMSはスマートフォン、ガラケーに標準搭載されている機能です。利用にあたり、アプリのインストールや、利用登録やアカウント作成の必要もありません。そのため、誰でもすぐに利用することができます

※格安SIMでは利用するプランにより、SMSが利用できない場合があります。格安SIMをご利用の場合はSMSを利用することができるプランなのかご確認ください。

SMSって携帯キャリアが違っても送れるの?

同じ携帯電話キャリア同士(docomoとdocomo)だけでなく、他社携帯ともメッセージのやり取りができます。

日本では2011年頃までは携帯電話キャリアごとに独自の仕様が採用されていたため、同じキャリア同士でのやりとりのみでしたが、現在ではキャリアを超えたメッセージのやりとりができるようになっています。
ガラケー、スマホ関係なく利用できるのも特徴の一つです。

SMS送信の仕組み

Emailの送信にはインターネット回線(携帯端末ではパケット通信)を利用しますが、SMSは回線交換(音声通話の回線)のネットワークを利用しています。

災害などに強い通信回線と言われており、緊急時の連絡手段としても注目を集めています。

SMSの送信文字数

マーケティングへの活用と利用例

SMSは個人間での短いメッセージをやり取りするコミュニケーション手段でした。
送信できる文字数は70文字(全角)までだったのですが、近年は送信できる最大文字数は670文字に増えています。

※一部の古い機種では70文字までしか受信ができないものもあるため、送信時に注意が必要です。

SMSは料金がかかるの?

SMSは受信側に料金が発生することはありませんが、送信側はメッセージを送るごとに料金が発生します。送信する文字数により、送信料が異なり、文字数が多ければ料金が高くなる仕組みです。
1~70文字であれば大体3円程度の料金で、文字数により料金が増えていきます。

詳しい料金は各社(NTTドコモ、au、ソフトバンクなど、ご利用の携帯電話会社の公式サイトをご確認ください。

SMSには1日の送信制限がある

SMSをスマートフォン端末から送信する場合、1日に200通までの送信制限がかけられています。
※受信数に制限はありません。

ビジネスでお客様に大量に送信したいなどの場合は、法人向けに提供されているSMS送信サービスの利用をお勧めします。パソコン上で簡単に操作でき、送信制限なしで、一斉送信が可能になります。

法人向けのSMS送信サービスについて詳しく知りたい場合はこちら

SMSはテキスト送信に対応したサービス

SMSはテキストしか送信できません。画像や動画などを添付することはできないので、注意が必要です。

画像や動画を相手に送りたい場合は?
URLを記載することができるため、WEB上にアップしてURLとして共有することは可能です。

SMSはどこから確認するの?

SMSはAndroidスマートフォンでもiPhoneでも利用することができます。標準搭載されているため、アプリのインストールなしで利用できます。「メッセージ」を利用するか「+メッセージ」というアプリを利用して送受信することができます。

※「+メッセージ」はNTTドコモ、au、ソフトバンクで提供されているメッセージサービスです。送信文字数は2,730文字となり、既読機能、スタンプや写真・動画などの添付、グループチャットも利用できます。
「+メッセージ」同士のやり取りはパケット通信料に含まれるようになっていますが、送信先の相手が「+メッセージ」を利用していない場合、通常のSMSとして送信されます。

SMSとMMS、i Messageって何が違うのSNSとの違いは?

SMS、MMS、SNSと、何となく名前の似ているこれらのサービスですが、まったく別のサービスとなるので、注意しましょう。

※「+メッセージ」はNTTドコモ、au、ソフトバンクで提供されているメッセージサービスです。送信文字数は2,730文字となり、既読機能、スタンプや写真・動画などの添付、グループチャットも利用できます。
「+メッセージ」同士のやり取りはパケット通信料に含まれるようになっていますが、送信先の相手が「+メッセージ」を利用していない場合、通常のSMSとして送信されます。

SMSとは?

電話番号でメッセージをやり取りするサービスです。テキストのみの送信となります。

MMSとは?

MMSとは「Multimedia Messaging Service(マルチメディア・メッセージング・サービス)」の略。
メールと同じようにメールアドレスでやり取りができるサービスです。対応しているのはキャリアのメールアドレス(@au.com/@ezweb.ne.jp などのアドレス)のみとなりますが、ドコモは非対応となります。文字数制限はなく、画像などのやり取りも可能です。

i Messageとは?

Apple端末同士で利用できるメッセージ機能です。
文字数制限はなく、画像などのやり取りも可能です。iOS独自の機能となるため、Androidのスマートフォンに送る場合は自動的にSMSかMMSとして送信されます。
表示の見分け方はi Messageの吹き出しは青色、SMS/MMSは緑色の吹き出しで表示されます。

SNSとは?

SNSとはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略。
ソーシャルなネットワーク(不特定多数の人々と交流ができるサービス)作りに使えるオンラインサービスです。Facebook、Twitter、Instagram、Tiktok、LINEなどがSNSとなります。

SMSが届かない場合はどうしたいい?

SMSが届かず困ったことはありませんか?そんな時はどうしたらいいのでしょうか。

受信できない場合にチェックすること
・電波が弱くないか、圏外になっていないか(Wi-Fiではなくモバイル通信)
・機内モードになっていないか
・受信設定を確認してみる(迷惑SMS対策、着信拒否)
・端末を再起動する
・契約している携帯キャリアで通信障害が起きていないか

SMSは回線交換(音声通話の回線)のネットワークを利用して送信されます。
電波が弱い状況や機内モードの場合、SMSを受信できません。電波状況を確認し、電波のある場所に移動してみると改善する可能性があります。
電波状況で改善しない場合、SMSの受信拒否や着信拒否の設定などによっても届かないことがあるため、設定の見直し、端末の再起動、通信障害の可能性があるため、確認をしてみましょう。

ビジネス利用が注目を集めるSMS

個人間でのメッセージのやり取りとして利用されていたSMSですが、最近ではビジネスでの利用が増えています

本人認証としての利用

携帯電話番号を宛先として送信できることから、本人認証として利用さています。サービス登録時、利用時などSMSで送られてきた本人確認コードをWEB上で入力することで、本人であることを確認する認証システムです。様々なサービスで利用されているため、目にした方も多いのではないでしょうか。

重要通知やプロ―モーション等での利用

SMSは端末に標準搭載でインストール不要で誰でも簡単に利用できる、開封率が高いなどの理由から認証以外にも、予約確認、料金確定連絡や、検査結果の通知、配送確認、予約確認、自治体からのお知らせ、マーケティング利用(クーポン配布やセール情報配信などの来店促進)など様々なシーンで利用されています。

企業でSMSを利用する場合、一斉送信などの機能が利用できると連絡時短を短縮できます。
しかし、端末から複数の宛先に対して一斉送信を行うことはできません。1日の送信数も制限がかけらています。
そこで利用したいのが法人向けに提供されている「SMS送信サービス」です。パソコンからのSMS送信ができ、送信数制限もなく一斉送信できます

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まとめ

個人間での利用からビジネス利用まで、様々な用途で利用されるようになったSMSについて紹介しました。

ビジネスでのご利用に興味がありましたら、ぜひ「fonfun SMS」までご相談ください。専任担当が導入から活用までしっかりサポートするので、初めての利用も安心のサービスです。豊富な導入実績からお客様に最適なSMS活用方法をご提案いたします。

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