RCSとは
RCSとはRich Communication Services(リッチコミュニケーションサービス)の略です。
メッセージサービスの標準規格の一つで、世界各国の携帯電話キャリアによる採用が進んでおり、Googleも普及に注力しています。
RCSとは何ができるのでしょうか?
簡単に言うと(ショートメッセージサービス)の進化版と言えます。
SMS同様に携帯電話番号をキーとしてメッセージのやり取りをおこないますが、SMSでは送れなかった写真、画像、動画の送信など、コミュニケーションに必要な機能が追加されています。
日本国内では2018年より大手携帯キャリア3社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)から「+メッセージ(プラスメッセージ)」というサービスが提供されています。
※外国の事業者との接続はできません。
+メッセージとは
+メッセージはSMSと同様に携帯電話番号を宛先としてメッセージを送信することができます。
メールアドレスやIDなどは必要なく、携帯電話番号情報があればやり取りできます。
+メッセージはSMSの進化版と紹介しましたが、「SMS」と「+メッセージ」にはどのような違いがあるのでしょうか?
従来のSMS(ショートメッセージ)と異なる点、利点
送信文字数が大幅に増加
送信できる文字数は最大全角2,730文字のテキスト送信が可能。
SMSは他社携帯電話宛に送る場合、最大全角70文字でしたが、+メッセージは文字数を気にせず送ることができます。
※送信できる文字数は各携帯電話会社ごとに異なりますので、詳細は携帯電話会社サイトでご確認ください。
最大100MBまでの写真、動画などを添付できる
SMSではテキストしか送信できませんでしたが、+メッセージでは写真や動画を送ることができるので、より詳しく相手に伝えることができます。
スタンプが使える
LINEのようなスタンプを送信できます。
「ありがとう」「こんにちは」「了解」など手軽に返事ができます。
音声メッセージ
録音した音声を送信できます。
位置情報
位置情報を取得して送信できます。
既読、未読がわかる
相手にメッセージが届いて、確認されたことがわかります。
※未読、既読機能はオフにすることが可能。
グループのやり取りが可能
グループを作成して、複数人でやり取りができます。
企業の公式アカウント
企業とのやり取りができます。
Docomo、au、Softbankに承認されたアカウントなので、安心して利用できます。
パケット通信(データ通信料)
SMSは音声回線を利用しており1通ごとに料金(送信文字数により数円~数十円)が発生していましたが、+メッセージ同士でのやりとはパケット通信料に含まれるようになっています。
※+メッセージからSMSを送信する際は1通あたりの通信費用がかかります。
+メッセージの欠点
+メッセージはSMSに比べて利点が多いのですが、欠点もあります。
アプリのインストール、初期設定が必要
SMSは端末に標準で入っておりすぐに利用できますが、+メッセージはアプリをインストールし、初回設定をする必要があります。
※最新の端末には標準で入っていることもありますが、初回設定が必要です。
初回の設定は簡単なものなので、説明画面、利用規約への同意を画面に従い操作していけば完了します。
アカウント登録などの面倒な手続きはなく、簡単に利用開始できます。
※+メッセージにしたからといって、通常のSMSが送れなくなってしまうことはないので安心してください。
送信先の相手もインストールしていないと送れない
+メッセージは送信先の相手もアプリをインストールしている必要があります。
相手が+メッセージを利用できるかは連絡先から確認可能です。+メッセージが利用できない相手には通常のSMS(ショートメッセージ)を送ることができます。
MVNO(格安SIM)ユーザーは使えない
Docomo、au、Softbankの契約者しか利用できません。
SMSと+メッセージの違いをご紹介しました。
こうしてみると+メッセージはLINEに似ていますね。
普段使い慣れているツールと似ているので、違和感なく利用開始できるのではないでしょうか。
+メッセージとLINEの違い
画像やスタンプが送れるなどLINEと+メッセージは似ていますが、異なるサービスです。
「LINE」と「+メッセージ」にはどのような違いがあるのでしょうか?
送信文字数
+メッセージは最大全角2,730文字
LINEは最大全角10,000文字
宛先(送信先)
メッセージは携帯電話番号
LINEはLINEに登録したアカウント
に対してメッセージを送信します。
+メッセージのメリット
大きな違いとして上記の宛先があげられます。
+メッセージは携帯電話番号情報だけわかれば送ることができるのでより手軽に利用できます。
LINEのメリット
+メッセージはDocomo、au、Softbankの契約者しか利用できませんが、LINEは全ての通信会社(Android、iOS)で利用できるほか、無料の音声通話ができる点がメリットです。
+メッセージのこれから
2018年5月にリリースされた+メッセージの利用者数は2000万人(※2020年11月時点)、一方LINEの利用者数は8,600万人(※2020年10月時点)と利用者数には差があり、LINEのほうが普及しています。
+メッセージには個人と企業がコミュニケーションを取れる公式アカウントがあります。
SMSの特性を利用した携帯電話番号をキーとしたやり取りが可能で、料金の通知、督促、予約リマインド、販促案内などの顧客連絡への活用が期待されています。
また、公式アカウントはDocomo、au、Softbankが承認をしたものであるため、ユーザーも安心して利用できます。こういったことからBtoC向けのチャネルとして注目されています。
さらに他社チャットアプリと異なり携帯会社サーバーを利用するため、セキュリティが高いという点も特徴の一つです。
仕事で他社チャットアプリを利用している人も多いかと思いますが、基本的にはデータ収集と検閲をされれていると考える方が自然です。
つい先日も、LINEが利用者情報が中国の関連企業で閲覧可能となっていた問題があったばかりです。
そういう意味では、セキュリティの高い公式チャットサービスがビジネスで利用できるこれが、この+メッセージの最大の特徴ではないでしょうか。
電話番号のみで手軽に開始でき、安心して利用できることから、「+メッセージ」の利用、ビジネスへの活用は今後更に広がっていくのではないでしょうか。
SMSを活用した顧客連絡(BtoC向けの利用)のご紹介
法人向けのSMS送信サービス
企業から顧客へSMSを送信するための、法人向けのSMS送信サービスが様々な会社から提供されています。
SMS送信サービス会社が提供する管理画面にパソコンのWEBブラウザでログインしてSMSを送信する方法と、顧客管理システム等にSMS送信機能を込みこめるAPI連携による送信方法があります。
SMS送信サービス「fonfunSMS」を例に機能をご紹介します。
fonfunSMSはWEBの管理画面からのSMS送信、API連携によるSMS送信の両方に対応しています。
主な機能
・1通ずつ宛先を入力してのSMS送信
・複数の宛先が記載されたファイル(CSV)をアップロードしてのSMS一斉送信
・予約送信・70文字以上の長文SMS送信
・宛先ごとに本文内に名前などの情報を差し込んで一括送信できる機能
・SMSと合わせて使うと便利なWEBページ作成機能もご利用いただけます。管理ページから簡単に案内用のWEBページを作成できる機能となっており、SMSのテキストだけでは案内できないクーポン配布や製品案内、キャンペーン案内など様々なご案内に活用いただけます。作成したWEBページのURLが自動でSMSに差し込まれて送信されます。
顧客連絡に役立つ様々な機能を利用してSMS送信がおこなえます。
法人向けのSMS送信サービスの利用について
SMSは督促、予約確認、クーポン、キャンペーン案内、定期健診案内、契約更新など様々な連絡に利用されており、導入する企業が増えています。
顧客への連絡にSMSを利用してみたいとお考えであれば、ぜひお気軽にご連絡ください。
お客様の課題や状況をお伺いし、課題解決のための活用方法をご提案いたします。
※どのような課題があるか
例1)督促連絡を電話でしているが、なかなかつながらず、回収時に手間と時間がかかっている。
例2)もっと簡単に効率よく連絡したい!
例3)連絡にかかるコスト(はがき、電話)を削減したい!
などの課題からお客様にあったSMS活用方法をご案内しております。
SMSサービスに少しでも興味を持っていただけましたらお気軽にご相談ください。
電話、メール、WEB会議にて説明させていただきます。
導入前、導入時、導入後もお客様専属の営業担当、カスタマーサポートがSMS活用をしっかりとバックアップ!
弊社はお客様サポートに力を入れており、初めてビジネスに活用されるお客様も安心してご利用いただけます。
電話:03-6300-0157
【受付】平日10:00~18:00(年末年始を除く)
お気軽にご相談ください!
03-6300-0157
平日10:00~18:00(年末年始を除く)
SMS送信サービス「fonfunSMS」のご紹介
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